2007年08月05日

なぜ犯罪者集団社保庁は検挙されないのか

 郵政民営化は是だった。しかし郵政全てを民営化する事は是だったろうか。郵政民営化の肝は郵貯、簡保という金庫を利権屋から取り上げる事だった筈。郵便、特に国際郵便に関しては完全民営化後に複雑怪奇なものになるだろう。また切手の発行、販売は国の信用に関わる問題。民間にできる事は民間に、という前に、利権屋を排除するのが筋ではなかったのか。
 年金不信だ、社保庁の看板を変えるだのも議論のすり替え。年金ではシステムが詐欺的で、それはそれで問題で、社会保障システムの再考は是なのだが、そもそも国民の考えるところは社保庁職員という犯罪者の処遇の筈だ。ここに根本的なメスが入らない案は是とは言えないだろう。財源が足りないと言う前に、明らかな犯罪者が保険料と税金でのうのうと飯を食ってる現状に対処すべきだろうに。
 年金システムはトライアンドエラーだ。百年安心なシステムなどこの世の何処にも存在しない。その時の社会状況に応じて柔軟に対応するしかないのだ。しかし、今すぐできる事がある。背任公務員を全て検挙する事。国の信用を回復するにはこれしかない。これができないから誰も国を信用しない。問題の根はハッキリしてる。犯罪者はさっさと吊るされろ。これが正直な国民の願いの筈だ。
 将来的には、社会保険に限らず、各省庁が独自の財布を持つ事を禁止し、出納は財務省に集約すべきだろう。それにはまず自治労という国民の敵をより鮮明に浮き彫りにし、ヤクザや泥棒と同列に扱うような意識を広めなければなるまい。

社保庁職員の年金着服、10件1億3千万円
≪会計検査院報告分、氷山の一角か≫

 社会保険庁職員らによる年金保険料着服や加入者への不正支給が、これまで会計検査院に報告されていたものだけで、総額1億3314万円に上ることが4日、わかった。架空の人物名で記録を作成し、厚生年金を受け取ったり、加入者から謝礼を取ってデータを改竄(かいざん)したりするなど悪質な犯罪行為ばかり。しかし、昭和37年から平成17年までの間で10件にすぎず、「『氷山の一角』であるのは明白だ」(関係者)。会計検査院は、改めて社保庁への検査を実施、総務省の年金記録問題検証委員会とともに不正の全容解明を進める。

 最も悪質なのは、東京都の蒲田社会保険事務所の年金専門官。6年8月から4年1カ月間にわたり、加入者から預かった国民年金保険料を国庫に納めず、約1266万円を着服。その一方で、未払いが多いなど年金の受給資格を満たさない加入者19人から、謝礼金を受け取ったうえで、加入記録を書き換え、約2645万円を不正に受給させていた。

 この職員は問題発覚後に自殺しており、約3773万円が弁済されないままだという。

 また、厚生年金を滞納する事業主を直接訪ねて保険料を徴収しながら着服した例や、架空の人物名で預金口座まで作り、給付金をだまし取るケースもあった。

 今回まとめられたのは、過去の決算検査報告書で指摘された不祥事。社会保険事務所などサンプルを抜き取って調べたもので、社保庁から自発的に報告されたものはない。社保庁は会計検査院から警告を受けた11年までは、刑事告発した場合でも報告しなかったケースも多い。

 検証委では、社保庁に過去の着服事案に関する報告を求めているにもかかわらず、社保庁からの報告はないという。

 こうした状況から、まだ社保庁側が犯罪事実を隠している可能性も高く、「被害実態は報告をはるかに上回っているのは間違いない」との見方は強まる一方だ。

 政治評論家で検証委メンバーの屋山太郎氏は「社保庁職員の多くは自治労に所属していた。まだ労使協調のもとで不祥事を隠そうとしているのか、検証委に報告を出さないのは極めて遺憾だ」と社保庁への不信をあらわにしている。

                   ◇

≪社保庁職員らによる主な着服手口≫

・架空の人物名で加入記録を作成するなどし、長期にわたって厚生年金総額約4444万円を不正に受給
 (平成9年10月〜11年10月 愛知・半田)

・厚生年金受給資格のない19人から裏金をもらい、データを改竄(かいざん)、約2645万円を不正給付
 (6年8月〜10年9月 東京・蒲田)

・徴収した国民年金保険料約1266万円を着服(同)

・無断で実姉の厚生年金支給を請求し、約908万円を着服
 (元年7月〜10年2月 東京・社会保険業務センター)

・政府管掌健康保険の高額療養費支給申請書を偽造し自ら決済手続きを行い、知人を介し、約846万円を着服
 (9年2月〜11月 静岡・浜松西)

・厚生年金保険料を滞納していた事業主を説得し、現金で受け取った約398万円を着服
 (16年8月〜17年3月 静岡・浜松東)


posted by あんぽんたん at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。