丁度今年、成人となる国がある。それが中国。子供の特権で好き勝手に振舞っていたのが、成人ともなれば許されない。不良ガキのまま成人してならず者になるか、成人の責任感を持って更正するか。真っ当な成人なら外面だけでなく今まで苦労を掛け続けた家族に対しても大人としての役割を果たして然るべきだ。中国共産党は国民を納得させる事が出来るのか。家庭崩壊をするような家族を社会は認めない。親の教育方針や過大な圧力で妹を殺す息子が出来上がると心せよ。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成19年(2007年) 1月8日(月曜日)通巻第1663号
ついに人民元が香港ドルの通貨価値を超えた
紙くずから地域的ハードカレンシーに変貌する威圧感と将来のシナリオ
まず「インタナショナル・ヘラルドトリビューン」紙(2007年1月6日付け)の経済欄にあるデータを拾うと、
人民元 対米ドルレート 7・805
香港ドル 同 7・789
日本円 118・70円
つまり邦貨換算で、
1人民元は 15円21銭
1香港ドルは 15円24銭
まだ、この日のレートでは僅かながら0・03円(つまり三銭)だけ香港ドルが人民元より高い。
07年一月第二週(つまり今日からの週)に、おそらく人民元が香港ドルより強くなるだろう。
それは歴史的な瞬間である。
中国の経済史を画期するターニング・ポイントとして長く記憶されるに違いない。
既に一月の第一週に何が起きたか?
上海株式市場の新規上場企業の数が香港を越えたのだ。
資金調達額も上海が香港を上回った。
アーンスト&ヤング(世界有数の会計監査方針)の予測にしたがえれば、2007年のIPO予測は2800億香港ドル。上海が2800億人民元に成長するだろう、という。
1月4日のレート(118円70銭)で上記を邦貨に換算すると、
香港が 4兆2672億円
上海が 4兆2588億円
となる。
週明け早々に人民元が香港ドルとの為替レートを超えるだろうから、上記邦貨換算額は上海が香港という国際金融市場においてさえ(IPO市場のみだが)確実に逆転するのである!
嘗て紙くず同様の貨幣が人民元だった。札びらは汚くて手垢にまみれ、ちぎれており、黴菌が付着しているかのごとく、銀行に還流していない証拠だった。
90年代まで、広東を中心に華南全域では香港ドルが通用したばかりか、人民元より歓迎された。町にたつ両替のオバサンは口を開けば「香港ドル、もってないか?」だった。
貨幣価値の大転換が起きるというのは経済的側面から言えば「革命」に近いのである。
トここまで書いてきたところへ、香港の知り合いが次の情報を寄せてくれた。
「世界最大のゴルフ場と銘打った深センのミッションヒル・ゴルフクラブは昨年末からプレー費の支払でHKドルの方が、人民元に対して弱いレートに設定されております。
日本企業系の恵州にあるゴルフ場も同業他社の動向を見ている最中です。
同社の幹部はレート変更を検討している。深センでHKドルを受け取らなくなることは十分に考えられます」。
驚くべき変貌ぶりが華南の地で起きている。

