2006年12月15日

日本は共産主義ではなく利権談合主義だろ

堀江被告「日本は共産主義社会」 英紙に語る
 【ロンドン=共同】15日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、ライブドア事件で証券取引法違反罪に問われている堀江貴文被告が同紙のインタビューに応じ、日本はエリート官僚が支配する「共産主義的な社会」で、自分が訴追されたのは「嫉妬(しっと)深い」日本の官僚組織の恨みを買ったのが原因だなどと述べたと報じた。
 同紙によると、堀江被告は、日本は表面的には平等な社会に見えるが、実際はエリート官僚が支配していると主張。自分は無実の犠牲者で、年功序列の官僚モデルと対極にある生き方が嫌われたとの見方を示した。
 堀江被告は「官僚組織には強力な検察官らが含まれていることを忘れていた」と述べたほか、「日本を変えたかったが、そのために刑務所に行きたくはない」とも語った。

 登録してないので全文は読めないが、ソース元のFinancialTimesのサイトでは以下のような書き出し。

Horie hits out at Japan’s ‘elite’
By Leo Lewis in Tokyo
Published: December 14 2006 22:08 | Last updated: December 14 2006 22:08
Takafumi Horie, the spiky-haired internet tycoon who once bragged he could buy Sony but is now fighting fraud charges in a Tokyo court, has unleashed a comprehensive attack on the Japanese establishment and what he calls the “jealous elite of old Japan”.
In his first interview with the foreign media since his spectacular downfall in January, the former Livedoor president was defiant, blaming a cabal of powerful bureaucrats and media figures for creating the “mood of resentment” that led to his arrest.

 FinancialTimesが付けた見出しは"堀江、日本のエリートを糾弾"である。そして"意識の古い官僚の嫉妬が堀江攻撃ムードを作った"と続く。ここまでを読む限りでは言われる通りで、残念ながら二の句も繋げない。堀江村上ラインには表裏があり、闇社会との繋がりが裏の問題故に表面化しないとなれば、当然ながら取りざたされるのはこういった表の面だけである。FinancialTimesの立場は日本の社会構造に懐疑的なものだったのだから、堀江サイドの言い分を取り上げるのはフェーズの一つとして妥当なものだ。ともすると、この歪んだ社会構造はもう一度黒船でも来ない限り変わらないかも知れないと感じているのかも知れない。同国のボーダフォンも撤退してしまったような市場なのだから、このような論調は致し方無いだろう。
 ところが、である。共同。このソースを以ってして「日本は共産主義社会」という文言を見出しに付けるのは何の意図か。本文には"日本はエリート官僚が支配する「共産主義的な社会」で"となっている。「共産主義社会」と「共産主義的な社会」は全く違う。つまり見出しを改竄しているのだ。共産主義がある種の宗教であるのに対し、利権や談合や収賄で馴れ合うのは利己主義だ。まさか共同の中では親友の中国のような似非共産主義を真の共産主義と認めているわけではあるまいね。もし堀江が本インタビュー中で「共産主義的」という言葉を使ったとしても、堀江と闘っている相手が共産主義者ではなく堀江と同じ利己主義者である限り、見出しにわざわざ改竄した「日本は共産主義社会」という文言を入れるのは情報操作なのではないか。
 もう共同になんぞに期待してはいないが、それをソースとする各紙は、共同の引き写しを続けている自分の質まで疑われている事に気付いた方がいい。


posted by あんぽんたん at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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