2006年12月01日

外交に懸かる国内問題

 何の為に北朝鮮を問題視しているのかを再確認したい。北朝鮮という一小国がなぜこうも日本に不利益を与えるのかについては答えは明確だ。地理的、政治的に都合がいいからである。仮に日本が腑抜けていなければ人質はもっと少なくて済んだし、とっくに取り返せていたかも知れない。北朝鮮という国は世界的に見て問題の有る国なのであって、この期に及んでさも日本に責任が有るが如く北朝鮮への配慮を欠かさないマスメディアや狂った人達にはつくづく呆れるばかり。こういう人種に限って声高なので始末に悪い。そういう妨害、ひいては日本崩壊工作がまだまだ続くと思われるが、これを北朝鮮の在り方という国際問題とは切り離して、国内問題として取り組んで行こうというのが教育基本法改正だったり、教育委員会潰しだったり、同和暴きだったりするわけだろう。これらを単発で終わらせない為にも政府は指針をハッキリとさせ、国民に知らせるべきだろう。
 民主的な独立国家を追求する、これが俺の希望だが、少なくとも10年前よりは今がマシだと思われる。世論誘導マスコミの口車に乗らず、国民が皆独立心を忘れないようにしたいもんである。

JOG Wing 国際派日本人の情報ファイル No.1219 H18.12.01
わが国の独立と国益を守る見地からの安全保障とは
 〜北摂支部講演会、石破茂氏を招く〜 丸山公紀

 11月25日、日本会議大阪北摂支部が主催して、石破茂氏(衆議院議員・元防衛庁長官・鳥取1区選出)の講演会が大阪府神社庁会館で約150名の参加者が集まって開催された。
 ちょうど神職養成講座が開催されていることもあり、国学院研修生の方々も研修の一環で参加してもらった。
 それにしても久々に素晴らしい講演内容を聞くことができ、参加した人々にとっては十分に満足がいったのではないかと思った。

 講師の石破先生は、周知の通り、防衛庁長官時代にイラクの人道復興支援のために自衛隊派遣を断行した決断の人であり、その安全保障に関する見識は政界No.1 といっていい人であり、何よりもまだ50歳に満たない年齢でわが国の防衛政策のトップに立った人であり、未だに国防族の中で大きな発言力を持った人物であるのだが、本日の講演を聞いて大いに納得がいった。
 講演の演題は、『わが国の防衛と北朝鮮』で約1時間半、実に理路整然と一気にお話をされ、その後、約半時間、質疑応答の時間も逐次丁寧に説明された。
 概略のみ簡単にメモしてみる。

 ・もともと農林畑であったが、平成4年に金日成生誕80歳のお祝いの行事に北朝鮮に訪問して、北朝鮮の実態を見てしまったことが、防衛に関わる第一歩となった。スタジアムでのマスゲーム、大夜会や工事現場で日本人妻が「わが偉大なる金日成将軍が悪逆非道な日本人を懲らしめ追い払った」「この工事現場は、予定より2ヵ月も早く完成し、けが人も一人も出なかったが、それは偉大なる金日成将軍のおかげ」という徹底した反日姿勢と個人崇拝に貫かれた国であること、また教育センターを訪問した時には一斉に振り向いて、にこっと笑うという仕草には完全にマインドコントロールされていることを感じ取り、こんな国があるのだという人生観が変わった。もしもこの国がミサイル・核を持った場合は本当に脅威になると思い、そこから防衛畑を進むことになった。

 ・およそどの国でも国家目標とは、飢えがなく、医療が発達し、国民が望めば教育を受ける環境を整えることだが、北朝鮮は国家のために国民がいるという体制となっている。

 ・このような国民の自然の欲望を抑圧するには、常に戦時体制を創出する必要があり、異常な独裁国家を維持するために最も強大に国であるアメリカを敵とする必要があった。

 ・金正日はかしこい。ソビエトの崩壊からは、外国の情報が沢山入ったこと、さらに市民の監視が行き届いていなかったことを学び、情報を国民から遮断し、密告国家を作り上げた。

 ・軍を徹底的に優遇し、自分の支配下に置き、イラクの敗北から核を持たなければ国が滅びることを学んでいる。

 ・アメリカにとって対北朝鮮政策は優先順位は低い。

 ・拉致事件が何故起きるのか、それは明確にこの日本国内にその地域の言葉を完全に身につけた工作員の存在がある。

 ・北朝鮮は自国が崩壊する前で必ず、ミサイルを発射する可能性が高い。(管理人注:核ミサイルとは限らない、いや、格以外の方が可能性は高い)その時にわが国はミサイルが飛来してきたらどこに避難するかものハザードマップを確立すべきであり、攻撃を加えても人が死なないということを実証する体制を作らなければならない。

 ・現在、国民の認識で欠けているのは自衛隊に何ができて何ができないのかということである。

・自分が防衛庁長官の時に何故、自衛隊をイラクに派遣させたのか。それは国益の実現、換言すれば石油の確保である。また国連で日本の考え方を広めていきたい、国連決議が出ている以上、困難な状況にこそアメリカと同盟関係を続けていくこと、そしてイラク国民は日本人に来てほしいという希望が 強いこと、そして日本が本当の独立国かどうか、政府と国民の選択が迫られていたことなどを派遣自衛官に訓示することにより、彼らは各自の責務を十分に自覚して職務を遂行してくれた。

 ・自衛官は事に臨んでは自らの危険を顧みず、自らの職責を完遂し、もって国民の負託にこたえようとする命懸けの誓いをたてた集団である。その集団に名誉ある使命こそ与えなければ、防衛は成り立たない。従って、自衛隊は国軍にしなければならない。そのために、自分もこれから皆さんの協力を得て頑張りたい。

 以上、印象に残った点を記したが、その他、中国、ロシアなど複雑な国際環境の変化を長期的に見据えた上での歯に衣を着せない講演はこれまで、あまり聞いたことがないだけに感動した。
 質疑応答では、教育関係者をはじめとして積極的な質問もあり、核議論について傾聴すべきお話をされた。
 普段、北朝鮮の核・ミサイルについて許されない、だから北朝鮮を叩けという感情的な論を発することによって、溜飲を下げる気持ちとなってしまうが、冷徹に安全保障の見地からあくまでわが国の国益と独立を守るためにどうしたらよいのかという具体的構想を聞けたことは防衛論議を展開する上でも重要なことだと改めて教えられた思いだ。
 講演の後、防衛庁提供のビデオ『国を守る』を上映したが、自衛隊創設以来の歴史と活躍を確認できた。

■リンク■
a. JOG(402) 民主国家は国民が守る
  〜 防衛庁長官・石破茂の『国防』
 「民主国家というのは本当はみんなで努力しないと守っていけないものだ
(後略)


posted by あんぽんたん at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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