2006年10月23日

日本人は中国ではなく媚中外務官との闘いをを強いられている

Wing-Mel No.1202 手ごわい安部外交(伊勢雅臣)

JOG Wing 国際派日本人の情報ファイル No.1202 H18.10.23
手ごわい安部外交

 先の安倍首相の中国訪問の実態を、[1]の記事が明らかにしている。

1.共同プレス発表

 中国側による招請は先月30日だったが、首相が決断したのは3日。しかし、正式発表の土壇場でもギリギリの攻防があった。
 中国側が急遽(きゅうきょ)、正式発表の際に「政治的障害を除去し」という言葉を使うよう求めてきたのだ。首相は会談延期をにおわせて拒否し、最後は中国側が「除去」を「克服」に変えることで折れた。発表が4日午後にもつれ込んだのはこのためだ。[1]
 中国側の「政治的障害」とは、靖国参拝であろう。それを「除去し」とすると、安倍首相が靖国参拝を見合わせる、という意味に取られかねない。克服」なら、あいまい戦術で、靖国問題をカードとしない、という道も含まれる。

2.中国側の大幅譲歩

 会談の文書化をめぐっても暗闘が続いた。中国側は文書に固執したが、首相は難色を示した。平成10年の小渕恵三首相と江沢民国家主席による「共同宣言」では、過去の責任と反省を示す「村山談話」が盛り込まれ、その後の対日批判に利用されたからだ。
 中国側は訪中前日になって大幅に譲歩してきた。「歴史を鑑に」という常套(じょうとう)句は「双方は歴史を直視し」に変わった。日本側が主張する「未来志向」「東シナ海問題の協議」「北朝鮮への憂慮」も加えられた。
 それでも首相は慎重だった。外務省側は会談前に「共同プレス発表」を交わすことを公表する考えだったが、中国へ向かう政府専用機内でその意向を聞かされた首相は「会談が終わるまでは絶対にダメだ」と譲らなかった。会談次第では、文書の破棄も念頭においていたようだ。[1]

3.「なぜ私のあいさつの内容を中国側が知っているんだ?」

 8日夕、温家宝首相主催の晩餐(ばんさん)会の直前。胡錦濤国家主席らとの一連の会談を終え、人民大会堂内の一室でひと息ついていた首相の表情がサッと険しくなった。
 外務省高官が中国側の意向としてあいさつの修正を求めてきたのだ
 「なぜ私のあいさつの内容を中国側が知っているんだ?」
 首相の問いに高官は押し黙った
 「こちらは温首相のあいさつを把握しているのか?」
 答えはなかった相手の機嫌を損なわないことを最重視してきた外務省の外交術がかいま見えた瞬間だった
 「それではあいさつはできないな…」
 首相の一言に高官らは狼狽(ろうばい)したが首相は頑として譲らずあいさつはキャンセルとなった。[1]
 日本の首相の挨拶は中国側がチェックするのに中国側の挨拶は日本側が知りもしないこんな不平等な事を外務省は平気でやってきていたようだ

4.会談を主導した安倍首相

 温首相は会談の冒頭から漢詩などを引用し、とうとうと話し始めた。首相はそれ以上に長い時間をかけて話を続け、特に歴史認識や靖国神社参拝に対する中国側の婉曲(えんきょく)な批判への反論にはたっぷりと時間をかけた。
 外務省が作った想定問答はほとんど無視され、会談時間は予定の1時間から30分もオーバーした。中国側が「日本人は聞き役で、うなずくだけだ」と考えて会談に臨んだならば、大きな計算ミスだったといえる。
 首相は最後に、練りに練った「殺し文句」を放った。
 「過去の歴史の問題では、わが国60年の平和国家としての歩みに正当な評価を求めたい」。温首相から「評価している」、胡主席から「信じている」という言質を引き出したことは大きな成果だろう。[1]
 外務省が作った想定問答(これも中国側のチェック済みか?)をほとんど無視して、安倍首相は歴史認識や靖国参拝問題に関する反論を主導的に述べた。

5.日本外交の再生

 この記事は、外務省がいかに中国の言いなりになっていたか、を暴露している。これでは独立国家の外交とは言えないだろう。
 安倍首相のリーダーシップによって、日本外交はようやく再生しつつあると言える。

参考
1.  産経新聞「検証・日中首脳会談 『予定調和外交』から脱皮
H18.10.13 東京朝刊 5頁 総合5面

 中国に腹が立つのではない。外交が戦いだと思っていない外務省官僚や職員が情けないのだ。勿論女を宛がわれてチンコから毒が廻った輩もいるだろうが、それよりも、武力行使さえ無ければ平和であると勘違いしている馬鹿が外務省にも紛れ込んでいる、そっちの方がよっぽど大きな問題だろう。


posted by あんぽんたん at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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