2006年08月06日

戦え、民間人くん

誘導、噴霧…ヤマハ無人ヘリ、容易に兵器転用
 ヤマハ発動機(静岡県磐田市)が無人ヘリコプターを中国に不正輸出しようとしたとして、静岡、福岡両県警は外国為替法違反(無許可輸出)容疑での立件に向けて詰めの捜査を進めている。専門家によると、この無人ヘリはミサイル誘導、生物兵器噴霧、偵察…とさまざまな「兵器」に容易に改造できる技術が詰まっている。同社は当初、軍事転用への認識がなかったことを強調したが、捜査当局や専門家は「自分たちの技術の軍事的価値に対する認識が甘すぎる」と指摘する。
 ヤマハ発動機が経済産業相の許可を得ずに輸出しようとしたのは、農薬散布や空中撮影に使う「RMAX TypeIIG」の改良型「L181」(全長約3・6メートル)。立件対象の1機は輸出未遂だったが、それまでに輸出実績があり、輸出先の中国の航空専門会社「BVE社」はホームページで「民間、軍事分野で広範な利用ができる」としていた。
 同社は捜索を受けた1月、無線が届かなくなると操縦不能になるとして軍事転用の可能性を否定した。だが専門家は、無人ヘリが衛星利用測位システム(GPS)や独自の姿勢安定制御装置を備えている点に注目。これらの装置があれば、無線操縦なしでも航路を入力して自動的に飛行させる「自律航行」への改造は容易で、味方が近づけない地域での軍事作戦で使う「兵器」に転用できるという。
 両県警もこの点を重視。4月に実施した性能実験では、現状でも操縦装置を動かさないと空中で静止(ホバリング)することや、無線が届かなくなると自動着陸するといった最低限の「自律航行」を確認した。
 防衛庁関係者が軍事転用への可能性が最も高いと指摘するのは、偵察監視ヘリだ。実際、陸上自衛隊のイラク派遣部隊は、「TypeIIG」を独自改良した機体に赤外線監視カメラを搭載、情報収集用の偵察監視ヘリとして使っていた。
 軍事評論家の江畑謙介さんは、攻撃的な兵器への転用の可能性を指摘する。「ヘリに小型軽量のレーザー発信器を積み攻撃目標に照射するその後にレーザー誘導弾やミサイルを撃てば百発百中だ」。さらに、神経ガスや生物兵器を積んで噴霧装置でまくことも不可能ではないという。
 捜査当局の見方も同じで、「自律航行型の機種を改良すれば航続距離が飛躍的に伸び偵察活動であれ攻撃であれ戦況を一変させる兵器となる危険性は高い」としている。
 こうした兵器への転用は改造が必要だが、江畑さんは、それでも中国にとって日本の無人ヘリは大きな価値をもっていると見る。
 「一から作るのに必要な金と技術が必要なくなるうえ中国ではヤマハのように小型軽量のものが作れるかどうかわからない。また、軍事用は数が少ないので高額になるが、ヤマハのヘリは民需品で安い。コピーして似た性能の無人ヘリを作ることも可能だ」
 一方で、江畑さんや捜査当局者が口をそろえる最大の問題点は軍事情報を流出させた日本企業の多くがことの重大さにまったく気付いていないことだ。江畑さんは「自分たちの技術にどれだけの軍事的価値があるかをもっと認識しなければならない」と話している。

 国民総平和ボケだから、国家が監視を強める口実を与えてしまっているということです。海自の阿呆といい、とにかく危機感や責任感やが希薄。自分も日本国の一部であるという意識が無い。その最たるものが例のイラクでの馬鹿五人衆で、ヤマハも同じように確信犯だったのだろう。日本ヤマハの商標の一件でも懲りていないのか。或いはスパイ工作の可能性も有るが、対応を誤ったヤマハの責任は免れないだろう。今後、自動車、電機で監視が強まるのは必至で、対中貿易に少なからず影響を及ぼすだろう。まっとうな企業はいい迷惑である。
posted by あんぽんたん at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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