2009年12月24日

軍備は外交なのだとよく分る文章

軍事情報(Re:ベトナムがロシアから潜水艦購入)
(前略)
 それにしても勿体無い話ですね。歴史に IF はありませんが、仮に「もし、この潜水艦を我国が売ることが可能だったとしたら」を想像してみましょう。
(中略)
 1991年の湾岸戦争の後にペルシャ湾に派遣された掃海部隊は他の参加国から「カミカゼ掃海」と驚きの目で迎えられました。世界中の海軍がリモコンのロボットで機雷を処分する時代に、海上自衛隊は隊員が一つ一つ直接に手で触って処分したからです。

3.更に大きいのは、それだけでベトナムが我国と敵対するようになる可能性が激減することです。
 過去に主要武器を売った国と買った国は必ず友好国になっています
 (例外は本国からの分離独立抗争の類だけです)
 そもそも、予備品が途絶えれば武器自体が使い物にならなくなりますから首根っこを押さえる効果がありますし、同じ武器システムを使いということは戦術的、作戦的な考え方も似てきます。
 武器輸入国からは必ず多数の若い軍人が輸出国の軍に留学して両軍の相互理解が大きく進展するので、これが徐々に両国の軍事政策に大きな影響を及ぼすのです。

 明治の陸軍はドイツから、海軍はイギリスから指導を受けました。この影響は現在の陸上自衛隊、海上自衛隊にまで及んでいます。

 ロシア、中国や北鮮が武器を盛んに輸出しているには、単に経済効果だけでなく、自国への依存度を増やし、足抜け出来なくする、という効果を狙っているのです。

4.この関係は単に軍事的関係に留まりません
 途上国から武器輸出国に留学した優秀な少壮軍人は後年しばしば政財界に進出し国家の政策に影響力をもつ人材に育つので政治外交文化の方面にまで大きな波及効果があるのです。

 南シナ海は我国のシーレーンにとって死活的な重要性を持っています。
 この海域でベトナムが我国とより友好的になることと、中国の影響力が今以上に増加することとの利害を、今こそ深く考える必要があるのではないでしょうか。
(後略)

 日本列島の北がロシアに完全に封じられている事を想えば、答えは明白なのですがね。子供手当てや高校無償化の予算はそれだけで軍事費を越えるそうで。とんだお金持ちですこと。

posted by あんぽんたん at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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